【記録】 20年スト値上げの方針 「ターゲットの選定と系統特化」
今後の自分のスト値上げの方針について書く。下記①~③だ。
①自分がメインターゲットとする層を定める
②「系統特化のスト値上げ」に注力する
③「万人受けするスト値上げ」を継続する
< スト値上げとは何か。「系統特化」と「俗化」の違い >
そもそも、「スト値上げ」とは何だろうか。
自分の中の定義は「案件からより好まれる容姿、臭いになる」ことだ。
基本的に、どういった容姿を好むのかは案件ごとに異なる。
厳つい系が好きなギャルと、可愛い系が好きなオタがいるとして、
オラついた服を着ることは、ギャルに対するスト値上げになるが、オタに対してはスト値下げとなるだろう。
一方で、案件がよほど変わり者でない限り有効なスト値上げがある。
ホワイトニングやスキンケア、臭いケア等だ。
だから自分は、スト値上げは上記の通り二種類あると考えている。
前述した、案件の好みによるスト値上げを、「系統特化」。
後述した、万人受けするスト値上げを、「俗化」とする。
「系統特化」は、ウケる層が狭まることになるが、ハマった時の効果が大きい。
「俗化」は広い層にウケるが、それだけで大きな効果は期待できない。
ストは基本的に数打ちの勝負になるため、「俗化」を進めてピックアップできる層を広げることが効率的なやり方に思う。
しかし、自分は特に今、「系統特化」の必要性を感じている。
出会いや遊びの場に事欠かない都会でのスト時や、バーナン、相方がスト高である場合のコンビ時等、明確に強い競争相手がいる場合のパワー不足を感じたからだ。
これを覆すために、リスクをとってでも特化すべきだと判断した。
< 特化するターゲットの選定 >
では、どういった系統に特化するのか。
まずはメインターゲットとなる系統の選定を行う。
ここで、「自分が好む層」と、「自分が好まれる層」について考える必要があるだろう。
好みと、好まれ。二つの兼ね合いを上手くとらなければならない。
自分の究極的な活動目的は「理想の相手と結婚し幸せな生活を送られる能力を得る」こと。
だから、自分の好みを度外視することはできない。
(目的への到達過程で期間限定的に度外視することはある)
また、もちろん案件の好みを度外視することはできないため、「自分が好む層はどこか」と「自分が好まれる層はどこか」を擦り合わせるべきだ。
そうして自分のメインターゲットとなる層を定める。
では、自分の好まれる層はどこか。
ここでは、容姿以外の事も考慮すべきだろう。
女の子は、温室育ちであることや、海外で育ってきたこと等、外見からでは判断がつかない案件のバックボーンが趣向に影響を与えている場合が多々あるからだ。
見た目やステータスによって世の女子の系統や特性を大別し、各タイプの好みの傾向を把握する。
(インスタやストリートで世の男女のカップリングを見る。関連するデータを検索する。膨大な女性経験を持つクラスタから聞き取るetc)
次に、自分を構成するファクターを細分化して考える。
顔、身長、性格、ステータス、立ち振る舞い、トーク、体型、髪型、臭い、ファッションetc
各ファクターにおける自分の特性はどうで、それはどういった層に好まれる傾向にあるのか把握する。
次に、自分が好む層を明確にする。
その中で、自分の好まれる層と合致する層はあるか。
好む層であって好まれる層ではない層を狙いたい場合、自分のファクターのうちどれがネックになるのか考える。
そのファクターに対して手を加えられる余地はどのくらいか。
検討した上で、手を加えられる余地が少ないならその層は避けるべきだろう。
この様にして、兼ね合いを考えていくつもりだ。
< 具体的なスト値上げの方法 >
ターゲットが定まれば、次にスト値上げをどうするか具体的に考えていく。
[ 俗化 ]
顔:スキンケア、ホワイトニング、メイク(ニキビ隠し等)、髭剃りをより良質な物へ。
身長:インソールをより高いものへ。インソールによる足への負担を軽減できる靴、中敷きを履く。
臭い:口臭・体臭・足臭ケア用品、制汗剤をより良質なものへ。
[ 系統特化 ]
顔:メイク(系統の好みに寄せたもの)、整形手術(〃)
髪型・ファッション:系統の好みに寄せたものを着る。
臭い:系統の好む香水をつける
以上。
自分の特性や狙う層を具体的に記述しなかったから、かなりふわっとした記事になってしまった。
今回は主にスト値上げについて言及したけれど、記事中盤で書いたように、自分や案件の性格、トーク、ステータス等も加味して考えないと、そもそもターゲット層は決められないし、メタゲームを制することもできないし、自分の目的は達成できないと思う。
自分を知り、相手を知り、明確なターゲット設定をした上で自分の全ファクターをそこに向けて一本化する。
これが今年の自分の方針だ。しっかり実行しようと思う。
トーク等の改善方針についてはまた別の記事でまとめたい。
(終)
【ノウハウ】アンナ・カーニナの法則
課題解決のためのノウハウを色々と勉強していく中で、ストにおいても有用だと思えるものがあったので紹介したい。
<アンナ・カーニナの法則>
『われわれは、成功や失敗の原因をひとつにしぼる単純明快な説明を好む傾向にあるが、物事は大抵の場合、失敗の原因となりうるいくつもの要素を回避できてはじめて成功する。』
(「銃・病原菌・鉄」上巻より)
1つの失敗要因だけを解決しても、他に重大な要因が残っていたら結果は出ない。
逆に、1個ずつの要因は結構簡単に解決できる。
だから、課題を広く捉えて1個ずつ片づけていけば成功に近づく、ということ。
大事なのは1つの事に囚われないこと。行き詰まった時は視野を広げようと思った。
夏あたりにこのへんの自己分析はやったけど、また時間を見つけて取り組みたい。
(終)
【記録】プラトー
※7/12に執筆した記事です。
もうすぐ活動を始めて半年になるが、5月の仙台遠征を最後にストで即れない状態が続いている。
全く伸びていないわけではない。
化粧に手を出したことや、服装等の改善でスト値は上がっているし、
声掛けのオープン率や、オープンする層、連れ出しとテルホインの数はぐっと増えた。
それは、日々の活動を記録している日誌やマルチカウンターの数字に表れている。
ただ、ストリートからテルホ、個室へのインから先。
即までの壁一枚が超えられない。
今までの人生、あらゆる分野で幾度と無くぶちあたってきたプラトー。
多くの時間をストに割けない自分がここから抜け出すためには、
的確な現状分析と打開策の考案、そしてその確たる実行が不可欠と考え、
人目のつく場所に思うところを書き綴った次第だ。
<当面の目標>
定性:ストやネト形態問わず、
再現性をもった方法で安定的に即、もしくは準即ができるようになる。
定量:月間1即。年内に累計10即
<主たる課題>
記録(録音、カウンター、日誌)、記憶の振り返り、コンビ相手や案件からのヒアリングを根拠に以下のことが主たる課題であると考えた。
<解決案>
現状の解決案として、日常のストに加えて下記の事を実行する。
以上。
こうして考えをまとめていると、プラトーから脱するために必要なことはやはり特別なことではなくて、
基本を学び、それを忠実に実行しつつその精度を上げていくことだと感じた。
初めてのスト即ネト即でgetできたのは、そもそものハードルが低かったのもあるけれど、
一番の成功要因はスト低やから気負わずやるべきことを淡々とやれたことだと思う。
生半可な慣れがもたらした口説きのフォームの乱れ。
バリカタ案件でもとにかくホテルインしてそのことを発信したいという虚栄心。
数追いとインプットを怠っていた取り組み姿勢等が問題であった。
つらつらと書き綴ってきたが、上記の事を体現し、満足のいく結果を出すのは生中な覚悟では難しいだろう。
引き続き精進する所存だ
終
ヘヴィー級タイトルエッチ
「80キロあるねん」
場所はラブホテル、あられもない姿の女の子が絞り出すような声でそう言った。
数字の示すものは眼前の彼女の体重。
80…平生のトレーニングで使用するウェイトとほぼ同じ重み。
しかしそこに一切の馴染みは感じない。
バーベルはスリムだが、彼女は極めて太ましかったからだ。
デカいとは思っていたが、改めて体重を聞いて正直たじろいだ。しかし、ここまで来て行かないわけにはいかない。
「ツボやわ」
自分との階級差は2つ。格闘技における普通の興行なら試合自体が組まれない対戦カードだ。
しかし、今宵のリングはベッドの上。ここには自分を守るルールも、試合を止めるレフリーも存在しなかった。
腹を決めて彼女に接近する。
古びれたモーテルの一室で、初即をかけた体重無差別の残虐ファイトが始まろうとしていた。
この日は、数少ないネトナンでのアポ日だった。
ラブホ街を背後に控えるT公園のレストラン前に現れた彼女は、滋賀県からお越しの23歳。名前を琵琶子とする。
琵琶子はデカかった。背も高いが恰幅の良さが尋常じゃない。
プロフ画と実物の乖離が凄まじかったし、萎えなかったと言えば嘘になるが、初即を成し遂げるまでは選り好みをしないと決めている。
自分も身バレ防止で顔があまり見えない写真を使っていたのでおあいこと考えるようにした。
軽く挨拶を済ませて店へ向かう。
店内での琵琶子の口は重かった。
何か質問をしても最低限の回答を返すのみで、会話が膨らまない。
こちらからの質問→むこうの回答。こちらからの質問→むこうの回答…、お食事デートは採用面接の様相を呈してしまっていた。
「俺ばっか質問してるやん (笑) 面接とちゃうねんで!(笑)」
ツッコミ調でそう感じている旨を伝えると、初めて彼女から笑みがこぼれた。
そこから少し硬さがとれ、徐々にだが自己開示をしてくれるようになる。
聞くと、今まで男と付き合った経験が無いのだという。
それを意外に感じていること、今時付き合ったことが無いのは普通であること、自分を疑似彼氏としてデートの練習をしても良いということ等を伝えた。
とにかく彼女を肯定しつつ、諸先輩方から教わったセオリーに則り、アプリ内でやりとりしていたお互いの共通点について話を掘り下げ、ラポールの形成に努める。
一時間もたつ頃にはかなり打ち解け、彼女の口から楽しいという言葉が漏れた。
初心者なりに頃合いかと感じた自分は、会計を済ませ店を出るよう促した。
そのまま、ムーディーに照らされた公園を二人で練り歩く。
横並びになると、びっくりするくらい彼女の汗の臭いが鼻をついたが、我慢した。
恋バナをしながら、ぽちゃ好きで体の大きな子が好きであることを伝える。
まんざらでもない様子だった。手を握ってみるが、拒否の意は示さない。
メン「周りから見たらこんなんもうカップルやで!」
言いながら、ホテル街の方へ歩を進める。
メン「前の彼女はどえらい遊び人やったから、次付き合う人は遊んだこと無いような真面目な子がええな。先のこともちゃんと考えたい」
び「わ、私も」
メン「長いこと付き合おうと思ったら、体の相性は滅茶苦茶大事やねん。それを確認しとかんと後々大変になるでな」
ホテル前に着いていた。
メン「今日、楽しかったし琵琶子ちゃんのことええなと思ってる。先を考えた付き合いがしたいから、俺は相性を確認しときたい。」
琵琶子の息が荒くなり、つないだ手にぐっと力が入る。
び「でも…」
会ったばっかりやし。初めてやし。終電も近いし。
オーソドックスなグダが次々と繰り出された。
大事なのは一緒に過ごした時間の長さではない。途中で怖くなったら絶対にやめる。終電までには帰す。
こちらも予め用意していた返し技を出していく。
グダ崩しの最中、この難局をしのぎ、初即を成し遂げたいという気持ちと、このまま断られて帰りたいという気持ちがせめぎ合っていた。
正直に言うと、過食範囲ではないのだ。
食事すら苦に感じる相手であったのだ。
今近距離で向かい合って話しているこの瞬間にも、彼女の体臭で鼻が曲がってしまいそうだったのだ。
しかしこれはナンパという修業の場。撤退という選択肢は無かった。
メン「じゃあ行くだけ行って、空いとったら入ろう!」
論点をすり替え、勢いよく彼女の手を引く。
なんやかんやと言いつつも彼女はついて来た。
公園横の某城に入場する。週末だが、リサーチによると特別人気のホテルでもない。ここまでくれば後は流れで何とかなるだろう。
そう考えていた矢先。
「ごめん、今あかんねやわー」
カウンターに現れた小さなBBAが告げる。
まずい。入れなかった場合の運びを考えてなかった。
口実上、他のホテルを探す羽目になるとグダられるかもしれない。
BBA「隣入ってや。そっちやったら空いてるわ」
内心たじろいでいるとBBAが助け舟を出してきた。
聞くに、ここは一つのビルに二つのホテルが入っている店舗らしく、もう片方のホテルには空き室があるとのことだった。
メン「同じ建物やったらセーフやな!」
謎理論で押し通す。少しグダがあったが、もうこっちのものだった。
いったんビルから出て、横にある入り口から再入場する。エレベーターで上階へ上がり、入室した。
メン「入ったからにはそういうことやで」
琵琶子を抱き寄せ、腰を触る。
「待って」
琵琶子が俺の手を制してきた。
「自分で脱ぐ」
大きな体を器用に動かし、身に着けているものを一枚ずつ脱いでいく。
「やっぱり恥ずかしい。体に自信ない///」
肌着姿になったところで彼女が恥ずかしそうに身をよじった。ただでさえ丸みを帯びたフォルムが限りなく球体に近づいていく。醜悪だった。
メン「俺、さっきも言うたけどぽちゃが好きで、体重あればあるほど興奮するねん。むしろええ感じやで!体重何キロなん?」
び「80キロあるねん」
80…平生のトレーニングで使用するウェイトとほぼ同じ重み。
しかしそこに一切の馴染みは感じない。
バーベルはスリムだが、彼女は極めて太ましかったからだ。
デカいとは思っていたが、改めて体重を聞いて正直たじろいだ。しかし、ここまで来て行かないわけにはいかない。
メン「ツボやわ」
腹を決めて彼女に接近する。
尚グダろうとする彼女をセイセイセイと制しながら、残りの衣類を脱がしてベッドに横並びに座らせた。
0距離で見ると改めてデカい。大柄な骨格から伸びる太い腕、荒れた肌、分厚い唇…それにしても口くっさ!
(南無三!!!)
心の中で叫ぶや否や肉厚な口元に唇を重ねる。
何とも言えない嫌な生臭さが自分の鼻腔を満たし、嗅覚を司る前頭葉はレフリーストップを待たずして白タオルを投げた。
即座に口元を下方にスライドさせ、体を愛撫する。
首、胸と巡行するが、まんべんなく臭い、生臭さで全身がコーティングされている。
安息の地を求めてもがきながら肌上を舐めずりまわると、鎖骨の当たりが比較的ましだったので前戯中はそこばかり舐めていた。オアシス。
体を起こし、手マンをしようと秘部に指を伸ばすと、琵琶子の琵琶湖はあまりの水量に決壊寸前になっていた。
かき回すと、臭いがせり上がってくる。
セックス中感じた中で過去一の悪臭、鈍器でぶん殴られたかのような衝撃が鼻腔をたたいた。
瞬時に自分の頭部をオアシスへと逃がし、手だけで奉仕する。
はよ挿れて終わりたい。
その一心で手マンと並行して自分の愚息をこするも、一向に勃起の兆しは見えなかった。
こすれどもこすれども、漂う臭いと眼前の映像が自分の硬化を阻止してくる。
「はやく…」
あまりの焦らしっぷりに彼女の方から挿入の催促がかかった。
もう引き返せない。
幾層にも折り重なった脂肪と、長年の自己嫌悪に埋没していた彼女のインナーのエロを自分が表出させてしまったのだ。
ナンパ師としても、男としてもここで致さずに帰るわけにはいかなかった。
額に汗しながら、手を動かす。
勃て!!!!!!!!!!
念じ、頭の中で贔屓にしている女優のご尊顔を妄想しながら今まで何千回とこすり倒してきた自分のスポットを刺激した。
数分間の摩擦を経て、モノがぎりぎり挿入可能な硬度に変化する。
すかさず枕元にあるゴムを取り、あてがった。
しかし、亀頭に沿わせて転がそうとするも、ゴムは自分の先端をひしゃげさせるだけで一向に伸びていかない。
よく見ると、裏表が逆になっていた。
このゴムはもう使えない。カウパーくんがゴムの表面についてしまっている。
「ごめん、ちょっと待ってな」
急いでカバンに手を伸ばし、予備のゴムを探す。決まりは悪いが仕方なかった。
再度ゴムを装着しようとするも、愚息の海綿体からは血液が引きあげてしまっていた。
先ほど硬度を獲得した際と同様にしてリトルメンタルを励ます。
また時間をかけて丁寧にお立ち上がり願うが、一度収縮してしまった彼は弱弱しく頭を垂れ、半勃起の域にすら達しなかった。
いよいよダメか。そう考えていた時。
「舐めよか?」
琵琶子が言った。
ええの?と聞くと、彼女が頷く。
正直少し抵抗があったが、もうこれしかないと思った。
彼女が自分のモノを手に取り、口に含んでくれる。
たどたどしく、けっして上手いとは言えない口淫だったが、精一杯自分を喜ばせようという気概の感じられる、真心のこもったフェラだった。
必死に口を動かす彼女の顔は険しい。やはりかなりの抵抗感があるのだろう。
これで勃たなきゃ男じゃないぜ。
心中、自らの分身に語りかける。
すると、それに呼応するようにしてリトルメンタルは徐々にだが力強く立ち上がり始めた。
既に2ダウンしている。これが本当に最後の立ち合いになるだろう。
彼女に礼を言って、ゴムを取り、裏表を確認してからしっかりと愚息に装着した。
あそこの具合を確認し、痛ければ伝えるようことわってから彼女の琵琶湖に飛び込む。
彼女の顔は痛みと不安でゆがんでいた。
ポジションは正常位。嗅ぐもの見るもの聞こえるもの、五感に届く全ての情報がクリアだ。
しかし、自分はこの体位でフィニッシュすることを決めた。
それが、未経験ながら精一杯のパフォーマンスを見せてくれた彼女の気持ちに報いることになると考えたからだ。
あそこが異様に狭くてバックで上手いことやれる自信が無かったことや、騎乗位で重たい思いをしたくなかったという理由もある。
しっかりと彼女の顔を見て、手を握り、励ました。
こうしてる間にも悪臭は自分の鼻腔を蝕み、眼前の醜くゆがんだ顔と荒れた肌、苦しそうな声が絶妙に気持ちを萎えさせる。
あらゆるものが自分の愚息を中折れへと導こうとしていた。
やっぱこれ、最後までいくのはきついかもしれん。
そう思うが、踏みとどまる。
踏みとどまれてしまう。
あの場で自分を支えたものが何だったのか未だによく分からない。
初即達成への執念。女の子への気遣い。男としての矜持。あるいは単なる性欲だったのかもしれない。
ただ確かなことは、今日自分をこの場に至らしめた全てのものに感謝の念を感じていたことだ。
不安を押し殺し、初対面の自分に操を捧げてくれた琵琶子。
自分をこの世界に引き入れてくれた友人。
自分のマインドを劇的に変えてくれた恋愛工学。
合流し、共に足を棒にした界隈の仲間達。
数々のテクニックを授けてくださった諸先輩方。
きつく当たっても無償の愛で自分を産み育ててくれた両親。
ありがとう、冷淡な態度は照れ隠しです。
メン「ぼちぼちイキそう…」
琵琶子が苦しそうな顔で頷いた。
ピストン運動は速度を上げ、精管が熱くなる。
自分は泣いていた。
心の中でだ。
今までの苦労が走馬灯のように脳内を駆け巡っていた。
街に降り立ち、声をかけようとするも金縛りの様に体が動かなかったスト初日。
相方だけがちやほやされ、空気のように扱われたバー。
罵詈雑言を浴びせられた深夜の梅田。
そして、今日。
「イく…!!」
湧き上がる射精感に身を任せ、自己を解放する。
冷淡な態度。盛り上がらん会話。度重なるグダ。迫る終電。追い返されたホテル。立たないちんこ。常備ゴムの破損。
乗り越えてたどり着いた、万感の初即だった。
二人で夜の街を歩く。
もう初っ端のような気まずさは微塵も無い。
自分は単車で帰る旨を伝えると、彼女はここまででいいよと言い、深く頭を下げて駅へと歩き出す。
その背を見送っていると、彼女はぴたっと立ち止まり、振り返って何か言いたげな顔をした。
「今日、遅れてたから走って来たんやけど、私、汗臭かったりせんかった…?」
不安そうな顔で彼女が聞いてくる。
言葉に詰まった。
正直に言った方が彼女のためになるのは明白だ。
しかし、感じたままの事実を告げれば23歳までjojoを貫いてきた生娘のハートを傷つけてしまうだろう。
俯いて一瞬逡巡した後、笑顔で顔を上げ、少し離れたところにいる彼女に聞こえるよう、大きな声で答えた。
「興奮したわ!(笑)」
恥ずかしそうな笑顔で手を振る彼女を見送り、帰路につく。
これから、今日のような苦行を幾度も経験することになるだろう。
改めてとんでもない世界に来てしまったなと辟易しながら、ナンパという山の頂の高さを痛感していた。
達成感、後悔、感謝、悲哀、歓喜…様々な感情がない交ぜになった万感の初即。
20代半ばにして、初めてのワンナイトラブだった。
―臭(終)-
ブログ開設のご挨拶と自己紹介
<はじめに>
こんにちは、メンタルと申します!
この度、ブログを開設することにしました!
<自己紹介>
ここからは簡単に自分の自己紹介をさせていただきます!
【人物】
・遠征時など特別な機会を除いて、土曜の夜以外は出来るだけ0時前には帰宅します。
(もちろん、女の子とええ感じの運びになっていたら意地でも残留します笑)
・基本ノンアルです
【活動範囲(出撃先)】
・古都に移住しました。主な出撃先は古都、たこやき、3街です!
・遠征キチガイで、暇があればどこかへ遠征してます!もう少しで全国踏破(性覇はまだ)です!
【ナンパスタイル】
・ほぼストかステナンのみ。ネットは初即以降あまりやっていません。誘われればバーにも行きます。箱は一度しか経験がないので誰か教えてください(笑)
・過食範囲広いです
・最初のころはソロばかりでしたが、最近はコンビが好きです!
【その他】
・自分はもちろん、界隈の方々、女の子の身バレには配慮する
※事前に確認しますが、もしKP中の写真などをアップされたくない場合は遠慮なくお伝えください。
・年下とも打ち解けたら極力タメ口同士で話したい
・女の子が迷惑そうなら早めにフェードアウトする
等です!以上自己紹介でした!
乱文もいいところでしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
他にも何か合流前に確認しておきたいこと等あれば、遠慮なくDMやリプでお尋ねください!
今後、合流や情報交換等する機会があるかと思いますが何卒よろしくお願いします!