メンタルブログ

ナンパエピソードや、戦略、記録等を綴るブログです。

「逆転の王様ゲーム 大阪スト初即の思い出」

 

男と手コキやフェ〇をしたことはあるだろうか。

 

ある人もぼちぼちいるだろう。

 

陽キャなんて飲み会のたびにやってるようなイメージだ。

 

陰キャの自分は、先日初めて体験したのだが、得た知見は「男相手でも案外勃つ」ということだった。

 

もちろん好き好んでやったことではなく、案件を即る中で必要に迫られてしたことだ。

 

大阪でのスト初即がかかっていた日で、めちゃくちゃ必死こいていた。

 

即の9割が遠征地であった自分の大阪スト初即。

 

その思い出を綴りたい。

 

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振るわない日だった。

 

夕方からMストをソロで開始して威勢よく声掛けをしていたが、とっぱじめに暴言を食らい、その後はガンシカ祭り。

 

チン付きに声をかけ、男から睨まれたりもした。

 

途中、事前に合流申請をもらっていた「ひよ」と合致し、同世代ということもあって楽しくコンビ等していたが、連れ出しすらない状態だった。

 

ひよと解散した時点で23時半。

 

今なら終電で帰れる。

 

疲労困憊の中そんな考えがよぎりつつも声掛けを続行した。

 

そんな時、TLに「ケンチャナヨ」さんの出撃ツイートを見つける。

 

彼はMを主戦場とするクラスタで、昨年の忘年会で一度顔を合わせたきり特に絡みも無かったが、とても人柄の良いイケメンで、自分は一緒にナンパしてみたいと考えていた。

 

合流申請を送ると快く承諾してくれる。

 

合致、KP。近況報告や雑談をしつつ、狙う層の擦り合わせやストの運びを打ち合わせた。

 

声掛けに移る。

 

自分がオープンを担当して、ケンちゃんがボケる。

 

ひと声かけ目で運よく連れ確までいきかけるも、ミテコのホス狂という癖案件で放流した。

 

その後、商店街を流れるコンビに声をかけ続けていくが、案件は捕まらなかった。

 

スト開始からぶっ続けで7時間。

 

泥のような疲労が心身を蝕んでいた。

 

眠気で瞼は下がり、13cmのソールが足を締め付けている。

 

でも、折れずにいられた。

 

ケンちゃんが、さっきの和みはここが上手かったとか、あの切り返しは絶妙だったとか、とにかく自分の気持をアゲ続けてくれたからだ。

 

ケンは酒、自分はコーヒーを飲みながら徘徊を続けていると、某橋のあたりでゾンビのようにフラフラと歩いているコンビ案件のビタ止めに成功した。

 

メン「すいませんお姉さん、今ちょっとシャ〇〇の香水付けてみたねんけど、臭いどう?」

 

案件A「え、私いま鼻詰まってるから分からん(笑)」

 

ケン「〇▲Φ×~(酔ったていで案件の前に出る)」

 

AB「(笑)」

 

メン「仕上がってるやろ?(笑) 今日、合コンポシャってもて男2人で今から七軒目やねんか。ハイボール23杯飲んだ後やからちょっと許してほしい」

 

A「ヤバ(笑)」

 

メン「いや、そっちのお姉さん目ヤバいし足取りもフラフラしてるから大丈夫かなって」

 

B「大丈夫(笑)ちょっと眠くて。寒いし」

 

メン「俺らも寒いし店入ろうとしてたねんけど、七軒目やしもう男二人で話すこともないし、ちょっと四人でどっか行かん?今日ポシャった合コンのリトライしたいねん。一杯だけでええし」

 

A「んーカラオケ行こうとしてたんよね」

 

メン「んなカラオケでもええよ」

 

かいつまんで言うと上記の様な運びでオケに連れ出し。

 

案件A、Bは共に18歳の合法jkで、共通の用があってMに来ていたそうだ。

 

学校は別で、趣味の繋がりらしい。

 

気づけばケンがマジの泥酔気味で心配だったが、入店後は上手く和みが進み、Aと自分、Bとケンというカップリングが出来上がっていた。

 

一度四人で恋愛トークをする。

 

彼氏の有無、チャラさ等について聞きだすと下記の事が分かった。

 

A:彼無し。交際人数数人。jojo。ナンパについていった経験なし。

B:彼有り。交際人数不明。非jojo。ナンパでのワンナイト経験多数だが、今は彼氏とラブラブ。

 

即の難易度はどっちもどっちだろうか。

 

ひとまず自分は、Aへのアプローチを続けた。

 

手相手合わせ。パーソナルスペースへの侵入。飲み物の交換等を仕掛けても問題なかったため、一旦トイレに行くふりをして受付でもう一部屋確保する。

 

部屋に戻ってから、飲み物を入れに行こうとAを誘い出し、予備の部屋に連れ込んだ。

 

しばし、真面目な話をする。彼女には夢があった。

 

せっかく入学した進学校、大学進学が安牌だと思っていたが、すぐに社会へ繰り出して夢を追いたい気持ちが強く、就職を選ぶつもりだが迷いがあるとのこと。

 

たまたま学生の進路指導に関わった経験があったため、その立場からアドバイスを送った。

 

話が落ち着いたところで、本格的にギラつく。

 

反応は悪くないけど、jojoグダ。粘っても崩せない。

 

そうこうしているうちに部屋の制限時間がきてしまった。

 

ケン側の様子が分からなかったため、部屋を出て予備部屋の会計を済ませてから足止めを試みる。

 

メン「ケンがBちゃんの事すごいええなと思ってるみたいで、もうちょっとだけ二人にしてあげれん?」

 

A「私はええねんけど、Bちゃん彼氏とほんまにラブラブやから浮気とか絶対ないと思うで!」

 

メン「ほんまに?」

 

A「うん、絶対ない!」

 

あと、荷物と携帯を部屋に置いてきたからとりま取りに行きたい、とのことで、やむなく元の部屋に戻った。

 

ドアを開けると、ケンがBに覆いかぶさってメチャクチャチューしている。

 

いや営業中やないかい。

 

それを見てAは何とも言えない顔で笑っていた。

 

退店を促されているため、急いで荷物をまとめ、四人で部屋を出た。

 

皆で話しながら街を歩くが、盛り上がりはそこそこある。

 

どこか入ろうかという話になったとき、ケンが朝まで自分の家へ行こうと提案してくれた。

 

通る。

 

タクシーを拾い、ケンパレ近くのコンビニで飲み物と菓子を買ってパレスイン。

 

玄関でケンが俺に耳打ちし、自宅に入ったクラスタは俺が初だと教えてくれる。

 

光栄だと思う一方で、それは彼が「自宅内でのチーム戦に慣れていない」ことを示していた。

 

即までの運びを考えなければならない。まずは家の構造を把握した。

 

ケンの家は1Kのユニットバス。

 

玄関兼キッチン兼廊下となる空間から、ユニットバス、リビングへ繋がる扉がそれぞれある。

 

即るパターンとしては、リビング、廊下、バスルームいずれかの個室でセパって各個撃破するか、片方の組が屋外に出るか、乱。

 

Aはjojoなのでリビング以外だと場所グダが発生するかもしれないし、Bも即系とはいえ他人の目があるとヤらないかもしれない。

 

予め色んなパターンを考えておくようにした。

 

周辺にあるラブホの場所も把握しておく。

 

ひとまず四人で机を囲んで恋愛トーク

 

オケ内でしていた話よりもシモ寄りの内容を話す。

 

基本はBの男遊びの話を掘り下げながら、ケンちゃんと二人で「若いんやし楽しんだ方が良いよね」と行為を肯定する。

 

A崩しの布石にしたかったが効果の程は分からなかった。

 

30分くらい話したところで、王様ゲームを提案する。

 

Bは過去これで酷い目にあったことがあるそうで、強めのグダが発生したが、あまりえげつない事はしないと約束し、ゲーム開始の運びとなった。

 

初回、Bが王様

 

初手、1番と3番がキス。

 

もうキスか。早い。ノリノリでわろた。

 

1番はケンちゃん、3番はAだった。

 

A「え~早い~!」

 

Aが顔を赤くして騒ぎ出す。

 

ケンちゃんを見ると、急にイケメンの顔になっていた。

 

キリッとした表情でAを見る顔が「はよ」と言っている。

 

Aは笑いながら顔を近づけ、チュッとおフレンチなキスをした。

 

「うぉーい!」

 

鳴り響く口笛、はやし立てるオーディエンス。

 

ここからは加速度的にどんどん盛り上がっていったと思う。

 

王様役になった者が命令をエスカレートさせ、女子二人も徐々にボルテージをぶち上げていった。

 

Bが俺にキス、Aがケンに耳舐め、Bがケンに手コキ、AとBが乳もみ、ケンが俺にDK、ケンが俺に手コキ、俺がケンに笛、ケンと俺がイチャイチャ…

 

途中、なぜか王様役が女子に回り続け、奇跡的な引きによってケンと俺が公開セッ〇ス寸前まで至る惨事となったが、概ね思い通りの流れになっていた。

 

ゲームにかこつけて愛撫して、最後は流れで即に至る。

 

それが、目標だった。

 

以前、火の国で王様ゲームからコンビ即を成した時に得た知見である。

 

DKや手万を繰り返された女子二人は、明らかにソノ気になっていた。

 

加えて服脱ぎの命令によって全員ほぼ全裸だ

 

メン「2番と3番がイチャイチャする!」

 

Bとケンちゃんだった。

 

ベッド上で絡み合う二人の様子を、恍惚とした表情で見ているAに無言で迫る。

 

ゲーム関係ないやん(笑)と言いつつも、受け入れられた。

 

がっつり手万すると、既にAの道頓堀川阪神祝勝ムードになっていた。

 

握って、と言うと、ぎこちない動きでリトルメンタルを上下させてくれる。

 

脱いだ服のポケットからスッとゴムを出して見せ、装着し、行こうとするも、グダ。

 

jojoグダ。痛いの嫌グダ。

 

メン「入れる人が慣れてれば慣れてるだけ痛くないと思うで。初回は入りづらいから、初Hは台無しになりがちやし、好きな人とのことに備えて、いま勇気出しといた方がええんとちゃうかな?それか、俺が嫌?横に他の人おるんが嫌?」

 

「嫌とかじゃないねん…」

 

口ごもるA。

 

できるだけ圧を与えないように配慮しながらAの返答を待っていると、彼女は消え入りそうな声で「怖いねん」と絞り出した。

 

自分はおっけと言い、愚息からゴムをパチーン!と勢いよく引っこ抜いた。

 

活動を開始したときに決めたことがある。

 

それは出来るだけ案件を怖がらせない。酒・パワーギラをしない。ゴムはつけるということだ。

 

今回は断念することにした。思えば初体験が乱と言うのも可哀そうだ。

 

横を見ると、ケンちゃんはBとずっとキスしていた。

 

次のん引こうというAに促され、2人に声をかけて次のターンに移った。

 

王様がケン。命令は1番と2番がイチャイチャ。

 

今度はBと俺だった。

 

ベッドに上がり、挿入未遂のままギンギンになっているモノを披露する。

 

Bはそれを、何も言わずにしごいてくれた。

 

しかし、キスしながらBの道頓堀川を触るも、彼女は足を閉じて抵抗の意を示した。

 

幾度となく擦り倒したグダ崩しの台詞を語りかけながら道頓堀川をかいていく。

 

すると徐々に、干からび、閑散とする川が盛り上がり始めた。

 

Bの口から吐息が漏れ、続々と集まってきた阪神ファンたちが六甲おろしを口ずさみだす。

 

打ち鳴らされるメガホンのコーラスをバックに、自分はえびす橋の縁の上に立っていた。

 

あっと一人!あっと一人!

 

2003年、阪神祝勝ムード真っ盛りの道頓堀川の情景が脳裏に広がる。

 

自分は縁の上からBに向き合った。

 

熱意をもって語りかける。

 

彼氏には絶対バレへんよ。

 

共通の知り合い誰もおれへんやん。

 

若い間に遊んどくからこそ、大人になったとき誠実な付き合いができるんやで。

 

もしほんまに無理になったらすぐやめるから。

 

胸や首、耳を攻め立てる。

 

すると、ぐっと力が入っていたBの体から力が抜け、急にぐったりとしだした。

 

両手をBの足にかけ、広げる。

 

もう抵抗は無かった。

 

水しぶきのあがる、阪神祝勝ムード全開の道頓堀だけがあった。

 

ゴムを付ける。

 

心臓が高鳴った。

 

11ヶ月追い求めた大阪スト初即が眼前に迫っている。

 

感慨深いなんてもんじゃない。

 

込み上げる感情に性欲が押し流されてチングダしそうだった。

 

入れるで、と言うと、Bは首を縦に降って同意を示した。

 

モノを万こにあてがい、焦る気持ちを抑えて、飛び込む。

 

自分の下半身に広がる熱と快楽。

 

言葉にならない感情の波に胸を叩かれていた。

 

ほどなくして行為を終え、お互いの姿が見えない暗闇の中、大きくガッツポーズする。

 

目頭が熱くなってきた。

 

ベッドからこっそりと部屋の隅に移動し、声を殺して泣いた。

 

活動開始から11カ月、クラスタ入りから10カ月。

 

125出撃、1319声掛け、102バンゲ、99連出し、12ストアポを以て、大阪初のスト即を達成した。

 

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Bとの行為後ケンちゃんと交代し、ケンちゃんが即っている間、Aには笛をしてもらった。

 

その後、始発で帰らないといけないというAを連れ、二人で駅までの道を歩いていた。

 

A「こんなん初めてやわ」

 

やはり18歳。先程の乱が今になって恥ずかしくなってきたようで、普段はこんなことせんとか、深夜でおかしくなっていたとか言い訳を並べ立てていた。

 

メン「嫌やった?」

 

優しく聞く。

 

割と真面目に生きてきた18のJojoにあれは酷だったかもしれないと思い、フォローはせんとなと考えていた。

 

A「嫌とかじゃなくて」

 

Aが寄り添ってくる。

 

とりとめもない会話をしながら、どちらからともなく手を繋いだ。

 

いつも自分は、即った後に何故即れたのか出来るだけ案件から聞き取るようにしている。

 

その即を次に活かすためだ。

 

でも、この日はそれをせず、ただ喜びを噛みしめていた。

 

こんなに可愛い子が自分の隣を歩いている。

 

遠征地ではなく、ホーム大阪でだ。

 

スト低でも、OIOIでもない。

 

今まで遠征地でしかスト即を成せなかった自分には奇妙な感覚だった。

 

ああ、なんて幸せなんだろう。

 

Aと解散した後も、余韻が全く冷めなかった。

 

それはここに至るまでの道程がそれだけ険しかったからだと思う。

 

苦節11カ月、大変な苦労をした。

 

近々では、関東でのストナンノック終了後から始まった大スランプ。

 

ストの1連出しを1試合と考えると、28連敗を喫したことになる。

 

この時はさすがに気が弱った。

 

手詰まり感があって、悩んで、ついに前々から検討していた整形手術を宣言した。

 

顔の手術なんて初めてだ。

 

界隈の仲間等から本当にやるのかと聞かれ、もちろんやると口では即答したけれど、正直怖かった。

 

ここまでする必要があるのかと何度もため息が出た。

 

でも、今になってはよかったと思う。

 

そうした苦労があったからこその成長と喜びがあったからだ。

 

上達のヒントを求め、全国を旅してまわり、各地の凄腕から多くの事を学んだ。

 

ゴールを定め、必要な取り組みを逆算して設定し、振るわん中でも堪え忍びながらストに打ち込んだ。

 

系統特化等、色々と工夫して実際に今日結果を出せた。

 

自分の取組みが報われて、筆舌に尽くしがたいほどの喜びがある。

 

もし自分が最初から何の苦労もなく即を量産していたら、今までの出会いと研鑽はなかっただろう。

 

携帯を見ると、たくさんのツイートやラインが届いている。

 

本当に険しい道だったけれど、多くの方々のご支援があって成し遂げられた。

 

自分は幸せ者です。

 

今まで関わって下さった全ての方々に感謝申し上げたい。

 

そんな気持ちで、一つ一つのリプに返信する。

 

また返ってくる暖かいメッセージ。

 

これから先、活動で挫けそうになった時は今日の感動を思い出そうと思う。

 

手術の痛みが残る目から、乾いた頬に再び涙が伝わった。

 

(終)