【ノウハウ】常にトップパフォーマンスを発揮するには
先日、所属する実業団チームの取組で、「競技中、常にトップパフォーマンスを発揮する」ためのセミナーを受けた。
内容は下記の通りで、スポーツにおけるテクニックなのだけれども、ストでも有用だと思ったので共有したい。
人間には得意・不得意な「感覚の使い方」がある。
自分が得意な「感覚の使い方」を知り、毎回それを再現するようにすれば、あらゆる分野で常に良いパフォーマンスを発揮できやすい。という内容だった。
得意な感覚の使い方は、自分が物事に取り組む上で上手くいきがちな時の感覚の使い方を考えれば見えてくる。
それを基に、物事が上手くいかない時の感覚の使い方を修正すれば良いのだ。
ストナンを例にして具体的に説明する。
【①上手くいく時の感覚の使い方】
歩いている(身体感覚)
→案件を発見する(視覚)
→すぐ近づく(身体感覚)
→声掛け・応答を聞く(聴覚)
【②上手くいかない時の感覚の使い方】
止まっている
→案件を発見する(視覚)
→「オープンどうしよ。攻撃されたらどうしよ」という内部対話(聴覚)
→歩き出す(身体感覚)
→声掛け・応答を聞く(聴覚)
感覚の使い方の違いが見つかったら、①の順番に行動し、②を避ける。
そうすることによって、どんな分野でもパフォーマンスを高く維持できる、らしい。
個人的には納得のいく理論で、例えば「勉強」においても、下記の通り得意な感覚の使い方をしているときは上手くいきがちなことに気づいた。
勉強用具を揃える(身体感覚)
→問題を見る(視覚)
→前回栞を挟んだページをひとまず解き始める(身体感覚)
→答え合わせする、指導を受ける(聴覚)
机に座った後ごちゃごちゃ考え事をしてから問題に取り組む形だと、中々エンジンがかからず捗らなかったと思う。
このように、スポーツはもちろんのこと、ストや勉強等でも使えるテクニックやなと思った。
スト中は常に①のパターンを意識し、「動き続ける中で案件を発見する」こと、「まずは声掛け」を実践していこうと思う。
最近、少しだけ調子が良い。
でも、今までは大体好調期の後に不調期があって、波の大きさにいつも苦しめられてきた。
まだまだ勝ち慣れているとは言えない状況だ。
いつも波を逃さないようにするにはどうすれば良いのかと考え続けてきて、今回手応えを感じたのがこの手法だった。
今後も、より上を目指しながら常にトップパフォーマンスを発揮できる工夫を探し続けたい。
(終)